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緊急事態

4月7日に政府から宣言が出されて1か月半ほどで日本の多くの地域では緊急事態宣言( State of emergency)がひとまず解除されました。
世界でも多くの都市が封鎖(Lock Down)されていたのが解除されつつあります。

先日テレビのニュースで再開したフランスの幼稚園の様子を映していました。幼稚園に来た子供たちは、まず外の通路に等間隔に書かれたXマークに一人づつ座らされてソーシャルディスタンスを教えられ、教室でもクラスメートと間をあけて座っていました。そこで先生が最初に話したのが、「友達のものを借りてはいけません。」でした。

テレビの編集と訳をどこまで信じていいのかわかりませんが、これが本当だとしたら、現時点では子供に「物は譲り合って使いましょう。」とか「シェア(分かち合う)することはいいことです。」という教育はされていないことになります。

我々大人の多くは、今の状態が緊急事態だと思って生活していると思います。だから今の異常な自粛や衛生観念もずっとは続かないだろうと考えていると思います。しかし、小さな子供たちは今が彼らの通常を覚えている時で、今教わることが今後の生き方の基本となるはずです。

感染によって不便や被害を被っている人々がたくさんいることは事実です。感染を広げない努力をしその人々を助けることが先決です。これからは、「新しい生活様式」になるといった話もされています。しかし、私個人的には今の常識は緊急事態の常識であってほしいと願うばかりです。

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