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コラム

日本の国際化

先日久しぶりにガンバ大阪の試合を見に大阪に行きました。
最近、吹田スタジアムには何度か行ったのですが、大阪の街中に長い間行ってなくて、久しぶりに難波・心斎橋あたりに行ってみたところ、外国人観光客の多さにびっくりしました。10年ほど前はそれほど外国人観光客は見当たらなかったのですが、今は日本人を探す方が難しいのではと思うほどでした。

日本の有名どころが観光地化して世界から多くの人がやってくることはとても喜ばしいことだと思うのですが、久しぶりに大阪を訪れた私としては、以前の大阪との違いに少し残念な気がしました。

2020年のオリンピックもあり、それぞれの観光地で外国人観光客を呼び込もうと多くの努力がなされていることと思いますが、もう少し国が主導するなどして、観光客の分散を考えないと、観光客の人たちも日本に来て日本人のあまりいない日本ぽくない所を見せられても、日本の良さは伝わらない気がします。少なくとも大阪道頓堀は私の知っている道頓堀ではなかったです。

愛媛の田舎の四国中央市でも、日本の良さはわかります。
観光地ではないのですが、かえって、観光地ではないことで日本の良さがもっと伝わるかもしれません。

日本の国際化も方向を間違えないように、今から考える必要があるのではないでしょうか。

効率的な英語学習方法

みなさん、すぐに簡単に英語が話せるようになる方法を知っていますか?

私は知りません。(笑)

よく、本屋さんで「7日間で英語がペラペラに!」とか「10個のフレーズだけで英語は話せる!」みたいな本を見かけます。
この類は、ダイエット本でもよく見るやつで、とにかく本を売りたいからつけている題名で、本当にそうはなりません。

そう言いながらも、私は日々まじめに「7日間で英語がペラペラになる方法」を探し続けています。
でも、まだ見つかっていません。

ただし、効率的な方法はほぼ確立しつつあります。

まず、やみくもに何でもやるのではなく(これでもやらないよりは大分ましですが)何を伸ばしたいかを考えてください。

私が生徒さんにいつも言っているのは、フリーライティングとリーディングです。

フリーライティングとは、自分の言いたいことを自分の英語で文にする練習です。
そのライティングを添削してもらって、赤でいっぱい直されながら、単語を並べる感覚を伸ばしていきます。
いわゆる文法の鍛錬です。
この時は、辞書や教科書を見ずに自分の頭の中の英語だけで書いてください。
わからない単語を辞書で調べてライティングに入れると、新しい単語をついでに学べそうですが、
それは持久力を鍛えようとしてジョギングをしている途中に筋トレをするようなもので、かえって効果が下がります。

新しい単語を覚えたいならリーディングです。
読んでいるときに分からない単語に出会い、それを想像したり、調べたりしながら新しい単語を増やしていきます。

その他、リスニングや発音の練習にもコツはあります。

英語の勉強もスポーツと同じで、目的に合わせて練習メニューを考えて、中途半端に混ぜないことが大切です。

本田選手の英語

こんにちは、皆さんサッカーはお好きですか? 今年はワールドカップで日本がそこそこの活躍をしたことで大いに盛り上がりましたね。 試合後の記者会見などで、選手のインタビューなどを見ることがありますが、 海外の記者に質問された場合、他の選手が通訳を通しているのに対して、本田選手はいつも英語で答えています。 そこで、彼のプレーもよく批判の対象になっていますが、彼の英語も批判する人がいるようです。 私の長年英会話の講師をしている立場で言わせてもらうと、彼の英語は素晴らしいの一言です。 コミュニケーションというのは自分の考えを、自分の言葉で相手に伝えることです。 誰かに通訳を任せるとか、きれいに書いた台本を読むことでは、伝わることは全く違ってきます。 ミスがあるとか無いとかとは関係なく、自分の作った言葉が自分の言いたいことです。 いつか、性能のいい翻訳機ができて、英語なんて話せなくてもいいと思っている人。 どんなに性能が良くても、機械を通してしまうと、それは機械の作った言葉になってしまいます。 ましてや、通訳を間に挟むと、話しているのは通訳の人であって、あなたではなくなります。 本田選手の英語を見習って、自分の言葉を相手に伝えるときっと新しい世界が見えてくるでしょう。

学校の授業

前のコラムでも少し触れましたが、2020年度予定のセンター試験廃止に伴って、TOEICやTOEFLなどを使った新テストでは4技能「読む」「聞く」「書く」「話す」のテストになります。ところが、現行の中学・高校の授業は依然として読む90%、聞く10%、その他なしという状況です。
実際に中学の英語の授業参観で現在の英語の授業の見学もしたのですが、私が30年前に受けていた授業とさほど変わらないなという印象でした。

「書く」「話す」が足りないのは言うまでもありませんが、それにも増して気になったのが、授業中に生徒たちが質問することが無いという点です。先生が読む文を復唱し、会話を読んで、単語の意味を言って、などリズムよくクラスは進んでいったのですが、途中で生徒の誰かが「先生~!わかりません!」とか「これはどういう意味ですか?」などの質問が全くありませんでした。

子供や大人にかかわらず、学ぶことは疑問を持つところから始まります。こういうとき英語ではどういうのだろう?と思った人が、その言い方を発見し練習することで、学びます。テストの内容や方法を変える前に、そもそもの授業の在り方を変える必要があるのではないでしょうか。

大学入試の英語

最近、大学入試の英語が今までのセンター試験ではなく民間の試験に変更しようと計画されていることが発表されました。どうやら、「読む」、「聞く」に加えて、「書く」、「話す」も試験項目に含むそうです。
確かに英語を学ぶ本来の目的を考えると、上記のすべての能力を持てることが理想であり、正しい方向への変化だと思います。今までのテストでは、本当の意味の英語力は試すことができず、中学・高校の英語の授業もその偏った試験の対策に追われ、到底実用的とは言えませんでした。
ただ、この計画2020年の実施を目指しているようで、ちょっと急ぎすぎじゃぁあーりませんかと言いたくなります。

現在、小学校の3年生から、外国語活動という名前で英語の授業が行われています。ただしこれも実情は、英語のことを知らない現場の先生に丸投げで、その現場も教えることの素人である外国人ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)に丸投げ状態の様です。
中学・高校に至っては、まだまだ以前のまま(明治維新ごろから変化なし)の読むことに特化した偏った授業を行っています。先生方も、どう新しいスタイルの授業をするのかわからない人も多いでしょう。

文部科学省は最後の試験を4技能を試す方式に変えて、中学・高校の授業に対応を迫るというやり方をとっているのですが、これは四角いスイカを作るプロセスと同じで、まだ成長しきっていないスイカの実を四角い入れ物に入れて四角く成長するのを待つやり方です。この方法のカギは、スイカが成長していないことで、すでに丸く成長しているスイカを無理やり四角い容器に押し込めばどうなるかは誰でもわかるはずです。
この先10年以降に大学受験を迎える生徒たちは、もしかしたら良い方向に向かっているかもしれませんが、今すでに中学・高校に通っている生徒たちは、すでに丸いスイカになっていると考えていいと思います。この生徒たちをどうするつもりでしょう。

また、4技能を試すことになると、当然生徒たちの負担は増えます。ただでさえ勉強漬けになっている学生たちに、さらなる負担をどう負わせるのか、議論の余地がまだまだあると思います。

いつものことですが、国の決めることには穴が多いと思わざるをえません。

日本人の日本語力

皆さん、ご自分の日本語力について考えたことはありますか?今このコラムを読んでくださっている人は「日本語が話せますか?」と聞かれたら自信をもって「話せます」と答えると思います。もしこれがスポーツだとしたら、皆さんの日本語力はオリンピック選手並みといってもいいかもしれません。というのも、皆さんが自分の日本語の成熟にかけた時間と労力を考えてみてください。生まれてから今までほとんどずっと毎日のように何時間も日本語を読み・書き・聞き・話してきたでしょう。仮に、小さなころからこの時間と同じだけを、あるスポーツにつぎ込んだと思ってください。オリンピックに出場できるレベルの選手になってもおかしくないはずです。
日本人で英会話を学んでいる生徒さんの多くは、自分の英語を自分の日本語と比べてしまい「私の英語は全然だめだ。」と思ってしまっています。先ほど話した通り、我々の第一言語である日本語はスポーツで言うとオリンピック選手並みです。思ったことを即座に的確に文にして発話することができます。第二言語になると、やはりスピードも正確性も劣るでしょう。そこで「私の英語は全然だめだ。」となってしまいます。しかしこれは比べる相手が間違っていませんか?
第二言語の習得は第一言語の習得と比べるとはるかに短い時間でできますが(これについてはまた別のコラムで)それでも第一言語と同程度の第二言語力を目指すなら相当な時間と労力を必要とします。語学取得もスポーツを習得することと同じようなもので、目指すレベルも様々です。スポーツでいうとオリンピックに出るレベルを目指すのか、健康のため、ストレス解消のためなのかといった風に語学習得でも、国際弁護士を目指すのか、海外旅行で少し使えればいいのかなどいろいろです。スポーツを始めるときに全員がオリンピックを目指すわけではありません。また、オリンピックに出られなければスポーツをやる意味はないとは思わないでしょう。語学習得も同じです。国際弁護士としてバリバリやって行こうと思うなら、第一言語並みの英語が必要ですが、旅行で少し使いたいだけなら、健康のために楽しくテニスをすることと同じようなものです。気楽に続けていればそれほど難しいことではありません。
「英会話なんて私には無理だ!」と思っている人の多くは、無意識に第一言語と比べてしまうことで最初からとても高いハードルを設けてしまっている人が多いと思います。目標によって難易度は様々です。新しいスポーツを始めるのと同じ感じで英会話を始めてみてはいかがでしょう。あまり肩に力を入れずにできる間もしれませんね。

付け足すなら、いい指導者に出会うことが大きなカギになることもスポーツと同じで大切です。

想像留学

皆さん、英語をマスターするためには留学でもしないと無理だと思っていませんか?
確かに英語を話せるようになった日本人の多くはやはり留学経験者です。そう考えると、英語が話せるようになるためには留学しないといけないのかと思ってしまいますが、実はこれは間違いです。英語を話せるようになった人に留学経験者が多いのは事実です。ただ、彼らは留学をして英語をたくさん使ったから英語が話せるようになったわけで、留学したから話せるようになったわけではありません。逆に言うと、日本にいてもたくさん英語を使えば留学をしなくても英語は話せるようになります。   
と言われても、日本にいてそんなこと無理だろうと思った方もたくさんいると思います。実際になかなか難しいでしょう。そこで私が提案しているのが『想像留学』です。なんだか怪しげですが、やることは簡単で、普段の自分の生活がすべて英語だったらどういう英語を話すだろう?と考えてみてください。朝起きて寝るまでいろいろ日本語で話していると思いますが、その日本語の会話を一つ一つ英語に直してみてください。それぞれの方の英語力に合わせて、できるところだけでも良いので少しずつ英語に直せるフレーズを増やしていって、いつか1日の生活が全部英語で過ごせるようになれば、『想像留学』終了です。   
  旅行英会話が習得したいのであれば、自分の旅行で起こりそうな状況だけを英語にしていけば良いので、そんなに膨大な量にはならないと思います。例えば買い物や、レストランでの食事、またタクシーやバスの乗車など、旅行先でありえそうな行動や会話を英語に直して覚えていけば『想像留学』ならぬ『想像海外旅行』ができます。そうして自分の必要性に応じて英語を覚えていけば、テキストの中だけで覚えようとしたときとは違って格段に覚えやすいはずです。お金がかかることでもないので、是非試してみてください。

旅行英会話

皆さん旅行に行かれるとたいてい買い物に行かれると思います。英語圏でお店に入るとまず、『May I help you?』と言われます。中学で習う英語ですが、どういう意味でしょうか?日本ではお店に入ると『いらっしゃいませ』と声をかけられるので『May I help you?』も同じだと思っている人も多いでしょう。実際、旅行英会話の本にはそう書いてあるものもあります。残念ながらこれは大きな間違いです。日本語の『いらっしゃいませ』はただの挨拶なので、あえて答えなくてもかまいませんが、『May I help you?』は『?』がついている事で分かるように質問です。質問には答えなければいけません。これを『いらっしゃいませ』と勘違いしていると、せっかく尋ねてくれているのに無視をして悪い印象を与えてしまいます。あとで何か買いたくても良いサービスが受けられないかもしれませんね。『May I help you?』は『お手伝いが要りますか?』ということなので、にっこりして『Yes, please』か『No, thank you.』と答えましょう。これで好印象をつけておけばお得なショッピングが出来るかも。
日本ではレジに並んで支払いをする時も『いらっしゃいませ』と言われます。英語ではなんと言われるでしょう?ここは『May I help you?』ではありません。実は『How are you?』です。これは皆さんよく知っている挨拶のフレーズですね。『I’m fine thank you. And you?』と聞き返してあげてください。その場だけの付き合いとはいえ旅行者としても好印象を残したいものです。


ホームページを公開しました。

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今後とも英語・英会話キックス宜しくお願い致します。


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